前回の記事、
カメラ用バックパックのご紹介をしましたが、
YouTubeにアップした動画内で、もう一つご紹介したモノがあります。
そう、それが自立式の一脚なのですが、本当にこれが便利でカメラを使っている人にはすべからく紹介したい。カジュアルに写真撮影している方でも間違いなく便利に使って頂けると感じた次第です。(動画内17分30秒から紹介しています)
- 自立式一脚の必要性
- 三脚とは本来シャッタースピードを稼ぐためのもの
- プロの動画撮ってる人って自立式一脚を使っている人が多い
- 改めて購入した商品はこれ
- オススメなところ
- 今後は雲台のみ買い換える可能性あり
- 最後に
自立式一脚の必要性
いろいろなメーカーからこのタイプの一脚は発売されていまして、有名どころで言うとマンフロットなのでしょうか。
主に動画撮影で使われていることが多いので、雲台はビデオ雲台が付いています。
最近は中華製の商品が増えていて、Vlog撮影中心に需要が高まっているのではないでしょうか。
通常、一脚と言えばスポーツカメラマンさんが取り回しを重視して使っていたりして、TVのスポーツ中継などでよく見かけますよね。これはやはり長時間同じ姿勢をキープして撮影を続けるのは厳しいが故、といって三脚をもって機敏に動き回るのが難しいところによると思います。しかし一脚は常にカメラを持っていないといけないわけで、写真を撮るお仕事では活躍するでしょうが、一般の人たちからすれば撮影していないときは自立していてほしいところです。といった側面から皆さん固定式の三脚を購入して、狭い空間なんかでも動画の撮影に四苦八苦してしまっていると考えられます。
つまるところ、ただ固定して撮りたいがために場所を取ってしまう三脚を使わざるおえなくなっているのではないでしょうか。
三脚とは本来シャッタースピードを稼ぐためのもの
わたくし、風景写真を撮っている手前、三脚を必要とする場面はスローシャッターを切りたい時に限ります。それ以外は手持ちで撮っちゃえば良いわけで。
基本設定として、1/焦点距離 秒のシャッタースピードを切ってしまわなければ手ブレは起こりにくいと判断しています。タイムラプスや長秒露光時は例外として、手持ち撮影の方が構図の自由度が増しますもんね。
一転、一眼カメラで動画を撮影する場合は、シャッタースピードを1/50 秒に固定しております。であれば、ガチッと固定する必要もないですし、三脚に乗せて取り回しが悪い中撮影している意味がわからなくなりますよね。
プロの動画撮ってる人って自立式一脚を使っている人が多い
前述したとおり、一脚っていうのはプロのスチールカメラマンが使っている印象ですが、自立式となると動画撮影に向いている様です。取り回しながらの撮影ではなく、定点撮影で使う感じですね。映像制作などプロの現場では、もっと本格的なものになるのでしょうけれど。
最近キャンプに行った際、動画撮影されている方を多く見かけるようになりました。
総じて皆さん三脚を使ってらっしゃいますが、ぜひそんな方々におすすめしたいのが自立式一脚というわけなのです。
前置きがやたらと長くなってしまいました、すいません。
ぜひ前述の商品紹介動画を見ていただければ、上記の説明踏まえて便利さを理解していただけると思っております。
改めて購入した商品はこれ
不安定な三脚、と呼ぶのが一番正しいでしょうか。雲台がセットになっていて、小型のビデオ雲台がついています。購入したものは一脚がカーボン製で、気持ち軽量化されています。多分、少しお安めのアルミ製もあるようでした。
オススメなところ
トータル的にこのSIRUIの一脚はバランスが取れているなぁと感じます。下の三脚部分はそこそこのサイズ感があり、安心感があります。上記のマンフロットのモノと比べてみると解りやすいかと思います。
加えて全体的なサイズ感も丁度良いです。LibecというブランドのTH-M KITという雲台もセットになっている商品ともかなり迷いました。
これの決め手はサイズ感でした。このLibec、如何せん大きかったのです。いろいろな販売店を回っている時に偶然サンプルを見つけて解りました。その時確認ができていなかったら、いまごろポチッといっていたかもしれません・・・。
他にも、
上記のiFootageもかなり気になりました。YouTubeの動画でもレビューされている方がいて迷う要因となりましたが、雲台が別売で合わせて購入するとかなり高いということと、マウントがアルカスイス互換ではないというのが最大の決め手となりました。
今後は雲台のみ買い換える可能性あり
しかしながらちょっと不満な点もあり、セットで付いていた雲台は、あまり使いやすいものではありませんでした。
レバーの作りが悪く、閉めにくかったりボディに干渉したりします。マウントの部分も特殊な挟み込みになっていて、プレートが分厚いモノだと使えなかったりします。
もう一つ、小さいだけあってこの雲台かなり非力で、ペイロードが3㎏までとなっており重いレンズを着けるとお辞儀したまま帰ってこなくなります。
これは以外と致命的で、三脚より不安定な分この時点で倒れてカメラは地面直撃となってしまいます・・・。
なのでチルト方向のレバーは緩めすぎないように気をつけて使っています。
最後に
とまあ、長々と書き綴って参りましたが、いかがだったでしょうか。最近キャンプの動画を多くアップしている中で、三脚の取り回しは死活問題でした。そこで出会った自立式一脚により撮影が楽になっただけではなく、愉しくもなってまいりました。そんな思いが伝わっていれば良いなと思います。
それでは、また。