突然ではありますが、
我が家はかなりのコーヒー党でございます。
夫婦2人で、朝から夜まで1人5杯づつほどは飲んでいるのではないでしょうか。
特に最近は家に居る時間が長くなり、朝から小さめのビーカーサーバーで、何度もハンドドリップしてコーヒー用ポットに保存しています。
安くてオシャレ、大容量の1ℓ
美味しいコーヒーを入れるためといえど、ハンドドリップも2回を超えてくると嫌気が差してくるというものであります……。
いい加減コーヒーメーカーを買おうと決断した次第でございます。
我が家でコーヒーメーカーに求めるポイントは以下5つ。
- 一度でたくさんの量を抽出できる
- ミル機能は必要ない
- 市販の安い粉も使えるとうれしい
- ある程度は本格的な美味しいコーヒーが飲みたい
- 贅沢を言えば、アイス用で抽出できたりしませんかねぇ
て事で、調べに調べ抜いて購入した商品、デロンギ『クレシドラ』をご紹介させていただきます!
<目次>
デロンギ『クレシドラ』ってどんなコーヒーメーカー??
『クレシドラ』について
砂時計をイメージして作られたという、外観デザインにはこだわりが見える商品。
デロンギの他の製品と比べても、かなり独創的と言えるでしょう。
内容物はとてもシンプルです。
求めるポイントでも記載したとおり、大容量でミル機能が無い分、いたって簡易的な構造です。
本体上部のタンクは耐熱ガラス構造で、フタはパカッと取れて水も入れやすいと思います。
見た目的にも美しいデザインだと個人的には思っています。
こちらも目盛りがあるのでわかりやすい、ですが見ての通り10cupのラインでさえ半分以下のところに。
薄ら見えているドリッパーを内蔵するタイプなので仕方ありませんが、そのサイズ感はある程度想像できるのでは思います。
この写真でそのドデカさが、お解りいただけるのではないでしょうか。
もはや業務用レベルのサイズだと言っても過言ではない。
使用前の準備
さて、さっそくコーヒーを入れてみることにしましょう。
かなり深めのドリッパーです。
ペーパーフィルターは、カルディの『コーヒーフィルター103』が丁度良いように思います。
このままサーバー内で粉を入れていくのも良いですが、前述したドリッパースタンドに乗せて準備するのも良いでしょう。
一点注意したいのが、ドリッパーをサーバーにセットするとき。
ハマっていると思っても斜めになっているときがあるので要注意でした。
取っ手の尖っているところが注ぎ口にくるようにし、サーバ内で並行になっていることを確認してから使用するのが良いでしょう。
真ん中に下へ水を落とす穴、他とってもシンプルでお手入れが簡単そう。
60回使うと除石灰時期をお知らせしてくれるランプが点灯するとのこと。
市販の除石灰剤を投入して、除去するためのモードにするだけ、とても簡単で良さそうです。
目盛りに合わせて水を6cup分入れました。
既に挽いたコーヒー豆もセットしたので電源を入れていきます。
抽出モードは3種類。
ECBC認証モード
ECBC認証とは、ヨーロッパ・コーヒー・ブリューイング・センターという、コーヒーの抽出性能や風味を検定する機関の認定を受けたということ。
高級機以外の認証機は、この『クレシドラ』しか見当たらない。
まさに手軽に美味しいコーヒーがたのしめるということ、左のボタンで抽出開始。
プアオーバーモード
特別に設計された形状の「5つの給湯口」と「研究し尽された抽出制御」により、
ワンタッチでハンドドリップの工程を再現し、香り高く深みのあるコーヒーができるとのこと。
要はじっくり抽出して濃いめになるということだろうか、追って試してみようと思っております。右ボタンで抽出開始。
アイスコーヒーモード
ECBC認証設計に基づいて抽出するアイスコーヒー専用抽出モード。
蒸らしながら濃いめに抽出したコーヒーを氷で急冷することで、香り高くコクのあるアイスコーヒーが簡単にたのしめる。
このモードが『クレシドラ』の本命機能なのでしょう。
そんな簡単に香り高いアイスコーヒーが飲めるのであれば、コンビニいらずである。
右ボタン2回押しで抽出開始。
ではECBC認証モードで抽出開始
アイスコーヒーモードと迷ったのですが、この日朝が肌寒かったことによりHOTで抽出することにしました。
スイッチ入れてすぐにタンクの水がメラメラしてきて、少し見とれてしまいました。
(最初だけだと思う)
アイキャッチの写真が解りやすいと思いますが、水が沸騰する様子がこのデザインの真骨頂でしょう。これまたついつい見とれてしまいます。
(病んでるわけではありません)
しっかり蒸らしながら、という感じで抽出は終了。
目盛り6cupジャストで抽出されています、さすが。
いつも使用済みドリッパーはキッチンのシンクにとりあえず放置し、乾燥したところでフィルターとコーヒーの出がらしを捨てる、が定番でしたが、気付くと粉がこぼれてシンクが大変、みたいなことも多々ありました。
乾燥するまでスタンドに置いておけるので、これはとても良いアイテムです。
さすがデロンギさんですね。
ポットに入れて保存、1回の抽出で満タンにできるのはホントにラク。
感想としては、新鮮な良い豆を使ったこともあって、香り高くしっかりとした豆本来の味わいを感じることができました。
素人目線でいえば、ハンドドリップで入れるよりもしっかり抽出できてる感じすらうかがえる。
その後、アイスコーヒーモードでも試してみたのですが、コンビニコーヒーと遜色ない、いやそれ以上かという味と香りをたのしめました。
デロンギ『クレシドラ』の良い所は?
デザイン良し、そしてコスパ最強
見た目のデザインもさることながら、一番はそのコスパだと思います。
安く買えたとしても2万円前後はすると思いますが、この値段でワンランク上の味がたのしめるのではないでしょうか。
特にECBC認証の製品では、他で選ぶと5万円以上はすると思われます、そこまでの金額になるとキツいですよね……。
格安の製品を選ぶのであれば、ちょっと頑張って『クレシドラ』にしても後悔はない(個人の見解なので責任はとれませんが)と思われます。
一気に大量のコーヒーを生産
最大10cup分、1250ccまで一度でコーヒーを抽出できます。
小さな事務所なんかのオフィス対応も視野に入りますね。
我が家のように1日で大量にコーヒーを消費する家庭でも、ポットなどに入れておけば大抵1日1回抽出で済むと思います。
お出かけの時など水筒に入れて持って行けば、これまでコンビニで買っていたコーヒー代は節約できるようになるでしょう。
ちなみにスーパーなどで売っているそこそこのコーヒー豆なんかでも、ある程度美味しく抽出できますよ。
アイスコーヒーモードはうれしい誤算、出来たて美味し!
水出しコーヒーとは全く似て非なるモノです。
香りと味わいは圧倒的です、水出しコーヒーのようにスッキリゴクゴクといった感じではありませんが、しっかりコーヒーのアイス版です。
たまにミルクやフレッシュなどを入れて飲んでも、コーヒーショップと変わりなくたのしむことができるのではないでしょうか。
ちなみに、アイスコーヒーモードで抽出すると保温機能はちゃんと作動しません。
〔通常(HOT)は40分しっかり保温してくれます〕
繰り返しになりますが、お手入れ簡単
前述した内容ですが、本当にお手入れが簡単だと思います、長く使ってきたわけではないのですが、ハッキリそう言えます。
水のタンクが上にあって、電気ケトルと同じ要領でお湯を沸かすので雑菌が湧きようがないと思います。他にはない設計、デロンギさん素晴らしいっす。
デロンギ『クレシドラ』の気になるところは?
サイズ感ですかねぇ
いろいろな方の記事を拝見しますが、やっぱり大きさが気になるようです。
置いてみると巨大だなぁとは思いますが、持ち運んだりするわけではないので我が家では全く問題ありませんでした。
高さ(約33㎝)があるので、棚などに置きたい場合はそこだけ要注意です。
音が鳴る……
開始時、抽出終了時にピーッと音で知らせてくれます。
これが嫌な方はいるでしょうが、終わりを教えてくれるのはありがたいと思います。
それと、沸いたお湯をサーバーへ落とすときに、「バチッ」という音が何度か鳴ります。コレが気になる人もいるでしょう。
我が家にはちょっと音に敏感なお犬様が居りますので、購入前は少し心配していました。
実際、音はするのですがお犬様も反応することもなく、まったく気にならないレベルでした。これも個人の見解によるとは思いますが。
最後に
結論、デロンギ『クレシドラ』は購入して大正解でした。
我が家のように大量にコーヒーを消費するご家庭には、これ一択で違いないと思います。
ミル機能が付いていないこと、サイズが少しばっかり大きいことなど許容できるのであれば、手放しでオススメさせていただきます。
デロンギ『クレシドラ』、是非使ってみて下さい。
では。